資格を取るのが目的ではなく、資格を取る過程で人として成長が出来るシステムを目指して制定されました。
実技のみが先行する事なく、それぞれのレベルに応じた武術基礎知識、武徳などの筆記試験も同時に設けています。
試験の特徴
○学科試験
武術で用いられる用語や技の名前、歴史などに加え、指導員検定では応急処置やバイオメカニクス、活動中起こりやすい傷病に関する知識などが出題されます。
○武徳試験
武徳10か条を中心に、武術を学ぶものが必要とされる心のあり方についてレポート形式で試験を行います。実生活でどのように実践できているかを問う問題もあるため、ただ暗記するだけでは合格できないようになっています。
○実技試験
初期は法人の指定する套路を行いますが、中盤以降は伝統武術、伝統器械、対練など各自の学んでいる套路で判定を行います。最終的には指定の動作を用いての自薦套路や集体など、教えられた物をす実施するではなく、自分で考え創造したものが課題となります。
※所期の指定套路については、検定を開催する団体で、すで取り組まれている活動内容がある場合それを採用することも可能です。その場合試験科目に適合するかどうかの審査を行った後に採用の可否を決定します。
受験について
○受験を希望する人
法人への加入・未加入に限らず受験は可能です。また受験料・登録料も共に同額となります。(法人会員以外の方のみ、登録時事務手数料が別途発生いたします)受験日については確定次第、こちらのサイトで報告いたします。
○受験を行いたい団体
受験希望者が集まれば、自己の団体で検定を開催することが可能です。開催基準等については法人までお問い合わせください。
協力・監修:武藝団
[参考資料:10~8級の試験科目並びに合否判定基準]